今回の打ち上げで滝澤プロマネは相模原のかぐや追跡管制にいるとのこと。「異例のことながら、本人の強い希望による」という。

　なぜ、本人が種子島ではなく相模原を強く希望したのかは不明。

　記者会見は１５分遅れの０時１５分からの予定。

　かぐやが、第２段から分離されました。打ち上げは成功しました。

　写真撮影：柴田孔明

　第２段２回目燃焼は正常に終了しました。第２段とかぐやは予定軌道に入りました。

写真撮影：柴田孔明

　第２段２回目燃焼開始のアナウンスがありました。燃焼は正常です。

　写真撮影：高橋信久

　撮影：松浦晋也。デジカメのビデオ撮影機能を使用

　H-IIAロケット１３号機は、予定通り午前１０時３１分１秒に打ち上げられました。飛行は順調で、第２段１回目燃焼までを終了しました。まだ飛行は続いています。

　写真撮影：牧野知弘

　「Ｘマイナス６０分」のアナウンスがあり、プレスセンターのメディア関係者の動きが激しくなりました。カウントダウンクロックも５８分頃から動き始めました。いよいよ打ち上げです。

　プレスセンターで配られていた三菱重工謹製のクッキーです。

　打ち上げ３時間前にもかかわらず、県外ナンバーの車が駐車していました。今回島内が混んでいる印象が強いです。
　相当数の人が打ち上げを見るために島に入っているようです。

　すでに推進剤充填も終わりました。現地の天候は曇り、湿度が非常に高いです。

　今回、Ｙ−０ブリーフィングに、「かぐや」の滝澤プロマネは、東京事務所から遠隔で出席した。これは異例の事態である。

　これまで打ち上げる衛星のプロジェクト・マネージャーは例外なく種子島で記者会見に出席していた。衛星は打ち上げ数ヶ月前に種子島に搬入されて整備を受ける。整備の過程で何らかの問題が発生した場合、対応を決定するのはプロマネだ。打ち上げ準備の最終段階、トラブルに備えてプロマネは現場にいなくてはならないはずなのだ。

　いったい何があったのだろうか。

　衛星の追跡管制は相模原のISASから行う。とするとプロマネが相模原に詰めるのかもしれないが、どうやら筑波宇宙センターにいるらしい。

　非常に奇妙な事態である。

　センター内の典型的風景。自然が豊かです。

　ロールアウト後、宿に帰る途中に土砂降りの雨に降られました。局所的な豪雨のようでしたが、射点でも降ったのでしょうか。

　SRB-Aには以前入っていたＪＡＸＡのマークがありません。そして三菱のスリーダイヤ、段間部にかぐやのミッションパッチをはじめとしたマークが入っています。マークは、将来の広告の可能性を考えて試験的に入れているとか。

　SAC取材陣の間でマークは不評です。「配置がデザインされていない」「全体の調和がとれていない」などなど。

　確かに、子供が自分の机にむやみにシールを張り込んだような印象を受けます。

　湿度が非常に高いです。空気を絞ると水がしたたりそうな雰囲気です。

　後少しで射点です。